ちょっと天王寺をプチぶらり〜♪
見どころいっぱいの土地柄だけに目移りですが、天気もいいしランチ後ともあってちょっとぶらり歩きたかったので七坂をウォーキン☆
天王寺七坂は上町台地の中心部あたりにある由緒ある七つの坂です☆
大阪はちょっと前まで海と内湾や湿地帯で、大阪城を先端とする住吉や天王寺から北に延びる細長い台地だったとか。
すぐ西に海が広がって夕日信仰もあるぐらい風光明媚だったそうです♪
いまでこそ埋め立てが進んで大阪平野が生まれ、ずいぶん海も遠くなり、高い建物が乱立して風情は薄れていますが(汗
..((((*・o・)ノ ともあれ、れっつらGO〜
まずは七坂のうち一番南にある「逢坂(おうさか)」です。
四天王寺に続く坂で、一心寺や安居天満宮のそばを通っています。
通天閣も見えるますね〜(^o^)
歴史だの由緒だの言ってますが、情緒のかけらもロマンも感じられない国道ですw
七坂で唯一車で通れる坂でもあります(^o^;)
昔はとんでもない急な坂で、馬も嫌がるほどだったとか。
明治の頃になってようやく今のようななだらかに整地されたそうです。
この石碑があるだけで、見どころを感じないところが正直なところかも(汗
由緒は諸説ありますが、聖徳太子が仏法論争をした合法ヶ辻(がっぽうがつじ)そばなので「合坂」→「逢坂」ともいわれています。
天神と真田幸村の戦死地として有名な安居天満宮のすぐ脇にある坂です。
道真公を祀った祠があったことから天神坂と呼ばれているとか。
名水処「相坂の清水」があったところでもあり、湧き水を模した疏水があるのですが・・・
高台側から見るとこんな感じ。
けっこう自転車で登るのにはきついちょっとした坂ですね〜♪
その名の通り、坂を登りきったところに清水寺があります。
大阪市で唯一の滝があることでも有名なお寺ですね♪
短いですがとても綺麗に整地された階段の坂です♪
( ^ω^ )きちんと整えられた綺麗な階段坂です☆
こちらもやはり坂を上ったところにある勝鬘院(愛染堂)がその名の由来です。
大江神社の参道に沿うように伸びています☆
口縄は蛇の意味で、当時は蛇のように曲がりくねった坂だったとか。
今は階段を含むちょっと急なですが、まっすぐな坂となっています☆
途中男子憧れの女学生の学校とも言われる夕陽丘高等女学校の石碑がありました。
著名な文豪でもある織田作之さんが最も好きな坂とした理由が、憧れの女学生に会える坂だからというロマンチックにも甘酸っぱいエピソードがある素敵な坂です〜
小説を引用した石碑もあったりして(^o^)うふふ
これまた、坂上のお寺が名前の由来となった坂です。
なだらかに長く延びる坂に見えますが、途中から急激にまがりくねる階段坂になっています。
急な石段は結構荒い階段なので、足元には注意です・・・が、地元の方は縁石にうまく車輪を乗せて、自転車を押しながらでも降りてらっしゃいます。
(^ω^)器用だなぁwww
難波方面に視界がひらけているので、景観の良い坂でした♪
さぁ、最後は「真言坂」です。
七坂で一番北にあり、唯一南北に延びる坂です。
生國魂神社に通じているのですが、神宮寺だった頃に真言宗の仏教寺院があったことが名前の由来のようです。
高い建物に挟まれたごく短い坂で、情緒感は限りなく低いです(^v^)まぁ、ねぇ。。。
大した距離ではないですが、坂を登ったり降りたりと結構なウォーキングになりました☆
あえて七坂めぐりだけを目的とすると物足りないぶらりになるかもですが、七坂周辺は見どころがいっぱいの史跡や寺社仏閣が並んでいますので、そちらをメインとして、合わせて坂を楽しむなどがオススメです♪
ヾ(@^▽^@)ノ まだすぐそばが海だった頃、ここからの風景を見たかったなぁ☆